[対処法] (Excel)読み取り専用です。アクセスできません

2013 年 10 月 8 日 火曜日

***(ファイル名).xlsは読み取り専用です。アクセスできません。

Excelファイルを開こうとすると表示されるエラーメッセージ。「読み取り専用」と書かれているが、通常の手順ではファイルを開くこともできない。

原因

ほとんどの場合、以下のいずれかが原因となっている。

  • ウィルス対策ソフトがアクセスを禁じている
  • ファイルが破損している

ウィルス対策ソフトの中には、ファイルがウィルスに感染していた場合、被害を最小限に抑えるため、感染ファイルへのアクセスを自動的に禁止する製品がある。

ファイルが破損している場合に、ファイルを開くことができず、このエラーメッセージが表示されるケースもある。ファイルが破損する原因は様々であるが、よくあるケースとして、フロッピーディスク内に保存されたExcelファイルを、一旦端末にコピーせず、そのままフロッピーディスク上で編集、保存することが挙げられる。

そのほか、強制終了してしまったり、不正なマクロによりファイルが破壊されてしまうことがある。

対処法

対処法1:ウィルス対策ソフトを無効にする

ウィルス対策ソフトは、ファイルに対してロックをかけるわけではなく、ウィルス対策ソフトがインストールされている端末に対して、対象ファイルを開けなくするという措置をとっている。

そのため、ウィルス対策ソフトを一時的に無効にするか、ウィルス対策ソフトがインストールされていない端末で、ファイルにアクセスできる場合がある。ファイルがウィルスに感染している可能性があるため、ウィルス対策ソフトで感染の有無を検査してから実施することをお勧めする。

対処法2:他のバージョンのExcelで開いてみる

可能な場合は、他のバージョンのExcelで開いてみる。もしくは、.xls、.xlsxファイルを開くことができるソフトウェア(OpenOfficeやGoogleスプレッドシートなど)を利用して開いてみる。

対処法3:「開いて修復する」コマンドを使用する。

  1. Excelで新規ファイルを開く。「ファイルを開く」ダイアログボックスを表示する。
    • Excel2007以降であれば「Officeメニュー」⇒「開く」
    • Excel2003以前であれば「ファイル」⇒「開く」
  2. 破損しているファイルを選択する。「開く」ボタンの横にある逆三角形ボタン▼をクリックする
  3. 「開いて修復する」を選択する。
  4. 「修復」をクリックする。
  5. 修復されたファイルを別名で保存する。
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Microsoft Officeエラー

ExcelとWord使用時に発生するエラーメッセージの対処法一覧です。当サイトの人気コンテンツがたくさん含まれています。このことからも、残念ながらメッセージだけでは対処法が推測できないものが多いことが分かりますね。

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