[対処法] このファイルは、インターネット上の場所から取得されており、安全でない可能性があります。

2013 年 11 月 1 日 金曜日

保護ビュー このファイルは、インターネット上の場所から取得されており、安全でない可能性があります。クリックすると詳細が表示されます。

原因

Office2010の新機能「保護ビュー」でファイルが開かれています。マクロが無効にされましたにある通り、マクロを利用したウイルス(通称マクロウイルス)は数多く報告されています。ウイルスの作成が容易で、さらに企業活動においてやりとりに使われることの多いExcel等のファイル形式で配布することができるため、拡散されやすい傾向にあります。

信頼できる相手から受領したファイルであればまだしも、インターネットで配布されているExcelファイルは大変危険といえるでしょう。

Office2010では、このようにインターネット上にあるファイルを開こうとした時に、保護ビューという、ほとんどの編集機能が無効化されている読み取り専用モードでファイルが開かれます。

これにより、例えばインターネット上に配布されていたExcelファイルにマクロウイルスが仕込まれていたとしても、無害化することができます。

保護ビューでは、以下のことができません。

  • ファイルの編集
  • ファイルの保存
  • ページの印刷

対処法

ファイルを閲覧するのみでしたら、保護ビューのまま閲覧した方が安全です。編集したり、印刷する必要がある場合は、以下の方法で保護ビューを解除して下さい。

そのファイルのみ保護ビューを解除する

黄色のメッセージバーにある[編集を有効にする]をクリックすると、そのファイルは「信頼済みドキュメント」としてマークされ、次回以降そのファイルを開く時は保護ビューになりません。

上述の通りインターネットでダウンロードしたファイルは危険性もあるため、問題がないことが分かる場合のみ編集を有効にして下さい。

インターネットから取得したファイルは、保護ビューを無効にする(非推奨)

  1. [ファイル]⇒[オプション]
  2. [セキュリティセンター]
  3. [セキュリティセンターの設定]ボタンをクリック
  4. [保護されたビュー]をクリック
  5. [インターネットから取得したファイルに対して、保護されたビューを有効にする]のチェックを外す
  6. [OK]ボタンをクリックして変更を有効にする。
エラーメッセージリファレンス 目次へ

Microsoft Officeエラー

ExcelとWord使用時に発生するエラーメッセージの対処法一覧です。当サイトの人気コンテンツがたくさん含まれています。このことからも、残念ながらメッセージだけでは対処法が推測できないものが多いことが分かりますね。

コメントをどうぞ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

http://www.bmoo.net/archives/2013/11/315180.html/trackback