[GAS][Ui]リンクを挿入するには: 逆引きGoogle Apps Script

2012 年 7 月 20 日 金曜日

▼サンプルスクリプト

通常のリンク、テキスト部分にHTMLを記述したリンク、target属性を指定したリンクを挿入している。

function doGet() {
  var app = UiApp.createApplication();
  var wrapper = app.createVerticalPanel();
  
  //通常のリンク
  var link1 = app.createAnchor('Googleホーム', 'http://google.co.jp');

  //テキスト部分にHTMLを記述する場合
  var link2 = app.createAnchor(
        'カレンダー', 
        true, 
        'https://www.google.com/calendar/'
  );

  //targetを指定
  var link3 = app.createAnchor('サイト','https://sites.google.com/')
                                 .setTarget('_blank');
  
  //パネルに追加
  wrapper.add(link1);
  wrapper.add(link2);
  wrapper.add(link3);
  
  app.add(wrapper);
  return app;
}

構文

{UiInstance}.createAnchor(text,href)

{UiInstance}.createAnchor(text,asHtml,href)

String text
アンカーテキストとして表示する文字列。
boolean asHtml
falseを指定した場合、パラメータtextに記述したHTMLタグがそのまま表示される。
String href
リンク先Url。

setTargetについて

リンク先をどのウィンドウに表示するかを設定するには、.setTarget(target)を指定する。(サンプルスクリプトの行16-17参照)

ただし、setTargetが有効になるのはウェブアプリケーションとして公開した場合のみ。サイトに挿入したApps Scriptガジェットや、スプレッドシートから表示したUIからのリンクは全て_blankとなり、別窓で開いてしまうので注意。

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